「自分に起きた突発性難聴から考えるそのメカニズムと治療方法」

(注)この投稿は薬物治療が必要ないという主旨ではありません。


実はこの投稿の3週間くらい前から左耳の難聴と耳鳴りがありました。
突発性難聴だろうと思いましたし、ストレスと睡眠不足が主な要因なのははっきりしていましたが、たまには受診する側にまわってみたいと思い、確認のために2週間前に耳鼻科を受診しました。

丁寧な聴力検査で突発性難聴の可能性が高いとの診断。ビタミン剤とステロイドの処方箋をもらいましたが、原因がはっきりしているので薬局には行きませんでした。(薬をもらわなくても病院には分からないので、検査のみを希望していたり、薬剤治療を望まない、でも医師の気分を害したくない人にはおすすめです)

突発性難聴になる原因やメカニズムははっきりはしていませんが、内耳や脳のどこかに炎症があって、血流障害が起きているというのが今のところ私の見解です。

耳の辺を触ってみると左耳の周囲や首筋にかけて腫れているのがわかりました。熱感がほとんどないことから、腫れているところに炎症があるわけではなく、耳下腺のリンパが腫れていると考えます。そしてリンパ液も血流が悪くなったときに増えるものなので、このリンパの腫れが引けば血流が改善して症状が良くなるという目安にしました。

早速妻のえれなさんに治療をお願いしました。あえて数日は放っておきましたが、脈診(手首の動脈を触ってからだの変化を知る診断法)をみると沈んで固く渋っています。この脈は血液やその他の流れの停滞を表すのでそりゃこのままじゃ治りませんね、、
その他の診断の結果、私の難聴は睡眠不足と考え過ぎが主な要因となり、鍼灸医学では消化器系の治療を行うことに。

治療後は腫れが少し引くのを感じましたが、まだまだありました。次の日も同じ治療をしてもらいました。あと、私が心がけたことは早く寝ること、少食にすること、そしてストレスとなった事柄を落ち着いて整理して考え、長く落ち込んだり、悩んだり、苦しんだり、憤ったりしないようにしました。

その甲斐あって数日後にはどんどん耳下腺の腫れが引いてきました。同時に症状は半減、電話も難聴側の耳で聞くくらいに。
さらに数日後には詰まり感と耳鳴りが完全に無くなりました。

そして検診から2週間後の聴力検査ではしっかり正常に戻っていました😊

このように病気の原因とメカニズムと診断がしっかりしていれば治療はとても組み立てやすいです。
今回あえて薬を使わなかったのも必要がないと判断できたからです。

でも最初に書きましたが、対症療法としては突発性難聴は早いうちに薬を使うのは有効です。
薬を敬遠し過ぎる方もいますが、突発性難聴は後遺症が心配されるので、長く困るよりはよっぽど良いと思います。その上で過労やストレスを減らす心がけをしてくれれば、突発性難聴はさほど怖いものではないと思います。