「即効性有」 時間と経絡との繋がりを調整して治す子午(しご)治療の面白さと凄さ

子午治療は普段から当たり前にやっている理論と治療ですが、クライアントにお話しするととても喜んでくれるので興味のある方は読んでみてください。

〇子午(しご)とは
子午とは方角や時間を表します。
例えば南北を表す子午線、時間では午の刻は11時~13時の2時間です。だから12時は「正午」と記します。

そして人体への応用では子午を五臓六腑に置き換えて、症状の起こる時間帯の自律神経の調整に用いたり、症状のある経絡(14本ある気の流れ)を調整して症状をとります。

最近の症例を4つあげます。

1、からだのかゆみ
何年も前から夜になると体がかゆくなるとのこと。詳しい時間を尋ねると午前2時~4時ということでした。
・治療
肝と肺は午前1時~5時を表しますので肝と肺を調整するツボを使いました。その晩からかゆみは治まりました。

2、腰痛
数年前から掃除機をしたり、草むしりをするなどのかがむ動作で痛むので毎日困っているとのこと。
腰は膀胱の経絡が流れているので膀胱を調整する肺のツボを使ってその場で痛みは無くなりました。

3、左五十肩
2年前から痛みを感じて夜寝返りを打つ時に目が覚める、シャツが脱げない。
・治療
左の三焦経、小腸経の経絡が流れているところが阻害されていたので足の脾経と胆経のツボを使うとその場で痛みや動きが8割回復。
その後数回の治療で完治。

4、わき腹の痛み
数日前にわき腹を圧迫して痛みが取れない。深く呼吸をしたり、咳をすると痛む
・治療
わき腹は胆の経絡が流れているので手の心経の経絡を使う。
治療後すぐに痛みは軽減、まだ大きく動かすと痛むので患部に点灸を3つすえた後、痛みは9割減になった。
翌日には治っていたとのこと。


治療を受けられた方は何故良くなるのかとても不思議がりますが、これはずっと昔から鍼灸医学では使われてきた自然界の法則を人体に応用したものです。
鍼灸医学はこのように自然科学を駆使した技術であり、近年は科学が追い付いてきて、段々と皆さんに分かりやすい言葉で説明できつつあります。

世の中にはいろいろな病気でお困りの方がいらっしゃいます。
私は鍼灸医学が世界一素晴らし治療だという立場ではありませんが、応用範囲が広く、即効性の高いものだと日々実感しています。
何かしらの症状でお困りの方はどうぞ鍼灸治療をご検討ください。