「匙加減」(さじかげん) ツボ一つで治療を終える理由

浮腫み(むくみ)がひどくて困っている女性の症例からです。

他にもメニエール病、生理不順、のぼせなど色々な症状をお持ちです。


問診と望診からとても敏感な方だったので、使うツボは極力減らそうと考えていました。

「過ぎたるは及ばざるが如し」の言葉通り、ツボも治療も多すぎると逆に効果を失ってしまいます。
特に敏感な方は良くできないばかりか反対に悪くなることもあります。


この方へは右足のツボをひとつ選んで治療を終了する決断をしました。

でもからだにはしっかり変化が起きていて、パンパンだった足のむくみが引いて
柔らかくなっていました。


先日来られたときにもその状態は続いていて、めまいや生理の調子も
改善されていました。

もちろん2回目の治療でもひとつのツボで治療を終了しました。


「匙加減(さじかげん)」という言葉は、昔は薬を処方するときはスプーン(匙)を使って
その人の体質や、症状などを診断した後に、医師や薬師などが処方していました。

それだけ昔は薬や治療は厳密に量を決めないと毒になることを理解していたのだと思います。


沢山治療してもらう、長い時間かけてもらうことが良いと考えている方もいると思いますが
あうんではこんな考えた方で治療しているとご理解頂けたらと思います。